長さ 方向 空間 2025/3/2

書道を習い始めてから5ヶ月経ちました。書道教室は阿紀子・整体から歩いて30分弱の所にあり、そこから帰る時はなるべく電車を使わず歩き、肉体の修行の日にもしています(;^_^A

何でもそうですが大きく崩れたものを取り戻すのは大変です。しかし日々少しづつ手入れしていけば大事にならずに済みますし私も四十路なので生涯現役でいるためにも今からコツコツやらないと…

変に部分的に鍛えるよりも歩くことが1番効くなぁと実感。走るとケガのリスクもありますが歩くことは安全ですし全身の循環も良くなります。少し息が上がってくる1時間くらいを(年齢、個人差ありますが)目安にやってみるといいと思います。

さて書道では子供達と一緒にやることもありますし大人の生徒さんと書いた字について先生と一緒にディスカッションする事もあります。

この間帰り際に先生が仰った言葉が、 長さ、方向、空間なのです。

書道をやるにあたって意識する大切なこと。

すごく私の心に響きました。これって書道だけではなく全てに通じる考えさせられる要素ではないかと。

長さは物質的な長さ、時間の長さ、実際の時計の示す時間よりも状況により長く感じたり短くかんじたりすることもあったり…

方向も360度細分化できる面もあれば、宇宙に行ったら地球での方向や空間認識は通用しない中、人はどう捉えるのでしょう?、気も一種の空間でしょうか?

空間は目で把握するものもあれば肌で感じることも臭いで感じることもできる。

ピアノでは休符(特に八分休符と16分休符)を感じるとき空間を操る感じがするし音を決められた長さしっかりのばさないと(特にクラシック)ぼやけます。

書道ではお手本を基に書きますが『半紙のここからここまで横線は何センチで書いて、はらいは何センチのところで終える』などという数値化する使い方は私としてはナンセンス。

やはりじっと目に焼き付けてイメージして1画から2画目へ移る時の気持ちや呼吸。それを身に付けるときっと素敵な字が書けると思っています。

私はまだまだ呼吸の意識が全てにおいて足らないので最近強化し始めたところですが…

見える化、数値化、ほどほどで良いと思います。(設計などきちんと測らないと危険な物やサイズが決まっている製品などは別)

ロボットには肌感なんてありません。

生物に与えられた才能なのですから生かしていったほうがいいと思う阿紀子でした。

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