先日12年ぶりにボルダリングをしてきました。
なぜかというと親子でボルダリングを頑張っている患者さんがいるので、ボルダリングの時の身体の感じを今一度知っておく必要があると思ったからです。
12年前に行った時は友達に誘われて何となく行ったのがきっかけでしたが手と足をホールドにセットしてみたものの次へ一切動けない💦いくら下にふかふかマットがあろうが怖いし、この状態から動くってどういうこと?!状態…インストラクターの方もちょっと呆れ気味でした。。だから初めて行った時は何も面白くなく時間持て余し、難易度の高いコースをスパイダーマンみたいに動いてる人を私はただポカンと見ていただけ…
今回はもう気持ちから違いました。『面白そう♪』とまずワクワク♪
色々説明を聞いてフムフム。ボルダリングのオーディエンスの掛け声は『ガンバ~!』ゴールに到達したら『ナイスー!』というのが基本なのだそうです。
一番簡単なグレードから順々にやっていったのですが不思議と今回は全然怖さがなかった!!身体も力むこともなく冷静に『えーと次のホールドは…』と考えている自分。不安定の場所で留まっていることに何ら抵抗感がなかったのです。
これでまた私は自分の身体を通して確信を持てました。普通に考えたら12年前の方が上手く出来そうなものですよね?しかし今の方が断然進歩している。そしてマインドも進化している。
やはり年齢を重ねたら何でもダメになる的な一般的な思考は違うなと。どう日々と向き合うかによって違ってくる。
私の12年間の内訳はピラティスと茶道を週1でレッスンに通うのを10年5か月、その後身体動作の探究会(武術全般、木刀、刀、体術、棒術、舞などをやります)にチェンジして今に至るのですが、
すべてに通じているところは体幹ですね。体幹がしっかりしてくると自分の気持ちもしっかりしてきます。
次に呼吸も整ってきて武術の摺り足で更に重心が丹田と足に降りて『頑ななブレない』ではなく冷静さと落ち着きがでてきます。
『いったい何を目指してるの?』とよく言われますが自分の基盤を作る為にやっています。なにをやるにしても付いてくるのは私という人間。そこを磨き続けることが真理だと思ったから。
ずっと緊張しているのは良くないですが、表の自分と裏の自分に違いを作るからヘマをしたり恥ずかしい思いをするのかなと…
だったら最初からどちらにも対応できるレベルの自分で居ればいいじゃん!と思ったのです。
まだまだまだ上がありますが比べるのは人とではなく自分。
生涯現役を目指しているのでまだ何十年も磨いていける。