なぜ1本下駄?2023/11/24

前回のblogで触れました①について今日は書きたいと思います。

1本下駄に出会ったのは、まさに2022年8月に身体動作の探究会に入門したことがきっかけです。

今まで天狗が履くものという認識しかなかったのですが(笑)👺

初めて履いた時、まず歯が高すぎて怖くて先生に手を貸してもらって履いておそるおそるグラグラヨロヨロしながら、ゆーっくり歩きました。ピラティス10年やって結構体幹の安定には自信あったのですが😢無念。

1本下駄は不安定の中で自らの筋肉を総動員して使ってバランスを取るのでインナーマッスル、アウターマッスル使います。

筋トレとは違い『大胸筋』だけを鍛えるぞ!とかではなくて、その人の身体の中から自然と生まれる動き。

これって素晴らしいと思いませんか?※イメージとしては猫が高い所から落ちた時にジタバタバランスを絶妙にとる感じ。『え~と、この筋肉をこう使って…』なんて考えていませんよね?

一般的には特に男性だと胸板厚くしっかりとした大胸筋と、力こぶ💪の上腕二頭筋に憧れて、そこだけ筋トレしてバランス悪くなっている人、実は多いです(;^ω^)そして地味なスクワットは面白くないしキツイからやらない…💦

筋肉モリモリも悪いわけではないのですが偏って筋肉がついていたり逆に使わなすぎる筋肉があると身体は上手く動かなくなります。最初は支障なくても何かの拍子に、又は限界点に達した時に『あれ?(-_-;)痛い』と…

阿紀子・整体にはウリの全身調整整体というコースがあります。

受け手(患者さん)はただじっと受け身なわけではなく私が身体の引っ掛かりを見つけて、そこを押しながら『では動かしてくださいと言ったら手をこういうふうにして動かしてください』等、まさに二人三脚の施術なのです。

あえて患者さんに自由に動かしてもらって、そこからヒントを得て施術を考えることもあります。

本当決まりきったマニュアルはありません。

調整し終わってから関節が不安定なタイプの人には1本下駄を履いてもらって、施術で正しい頭の位置に導くので今度は重力がかかった状態で骨盤、足底までの連動をおこす為に店の中を歩いてもらいます。その様子を見てそこからまた次の施術方針を考えたり…

こういう施術の方向性になったのは今も月2で勉強に行っている先生の影響もありますし(もう5年くらいの付き合いになりますね)、長年自分の様々な身体の課題と向き合ってきた経験が元となっています。

ちなみに私の身体の1番のロックを外してくれた施術はオステオパシーでした。

※その事に関しては今日書くと膨大になるのでまたいつか書きます。

基本がしっかりしていれば派生させていくことができる。その可能性は無限大だと思っています。偉そうにすみません💦

世の中には沢山の施術方法がありますが基本目指すところは解剖学的肢位を目指して行っているのです。

ちなみに正しい姿勢は『ここはこうやって張って…』などと力んで無理矢理作るものではありません。(結構患者さんによく質問されるので)

①の回答ですが、へっぴり腰で肩に力入るタイプでマインドはマイナス思考だったうえに運動経験ほとんどない私が10年しっかり身体と心と向き合って週1でマンツーマンでマシーンピラティスをやり身体を1から構築し、KYで言葉遣い悪くて、所作も雑だった私が『これではマズイ!』と危機感を感じて10年茶道のお稽古を毎週通い恥をかきながらも変われたこと、更に身体動作のお稽古に11年目から切り替えて今までとはまた違う概念を取り入れてここまで変わる事ができるという事をポーズを通して伝えられたらなと思ったからです。

自ら体験してもいないことや自分が良いと思わない事は私は、やりたくないです。

blogでは語らないと始まりませんが(笑)、結局は生き様、背中を見せることが1番の説得力だと思っています。

今の状態の私しか知らない人は運動神経良さそうとか姿勢良いと言いますが、昔は肩凝り、頭痛、冷え性でしたし、アトピー酷いし、生理痛も酷く吐いてもいたのです…

それが今は全然ありません。

年を重ねるごとに漲ってきています!

次待ち受けるのは更年期ですが、それがどう出るかは、その時になってみないと分かりませんが自分としてはまだ食事に関して甘いところがあるので今そこを見直して取り組み始めています。

施術者である私が説得力のある自分でいたい。

ただそれだけ。

一緒に頑張りたい!という方、是非お待ちしています💪😊✨

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